形状や馬力で異なる業務用エアコンの工事費

業務用エアコンは出力が強く、短い時間の間に広い部屋を冷やすことができます。一方で消費電力量が多く、サイズも大型の物が多いので設置場所が限られるのも事実です。業務用エアコンの工事費は形状と馬力に影響されます。サイズが大きい物や馬力が強い物は工事費も高額になるので、導入の際は予算配分に気を配ることが大切です。

同じ馬力で比較した場合、床に設置する据え置きタイプよりも天井から吊るすタイプが数割ほど高額になります。また、壁や天井へ埋め込むタイプは更に数割ほど高くなるのが普通です。設置に手間がかかる形状ほど工事費も割高になると言えるでしょう。形状が同じ場合、馬力が強くなるほど工事費も高くなります。

業務用エアコンの中では馬力が少ない部類である2.5馬力と、広く普及している4馬力を比べると金額は約2倍の差です。馬力のあるエアコンは消費電力量も多く、外部へ排出する熱風も同様に多くなります。専用の配線や配管を新たに敷設する必要が生じることから、手間のかかる工事を行わなければいけません。馬力が強く、設置に手間がかかる形状ほど金額が高額化すると判断できます。

業務用エアコンの導入コストを少しでも抑えるなら中古品か、未使用でも年式が古い物を選ぶ方法があります。リース会社と契約し、予算の範囲内で導入する機器を選ぶのが余計な出費を増やさないコツです。しかし、出費を惜しんだために部屋が十分に涼しくならない事態は避けなければいけません。設置場所の広さを考慮したうえで、導入する機器を選ぶのが快適に使い続ける必須条件になります。

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